地域の文化と暮らしの平和--宮古島と益子を結んで
宮古島の染織の手仕事展・お話会・映画上映会
2020年1月25日(土)
益子町ヒジノワcafe&space
みなさまへ
益子が、陶芸の産地であるように、その土地その土地には、それぞれの歴史風土に育まれた文化があります。遠い海の彼方の沖縄も、多くの島々があり、それぞれ違った言葉や歌や工芸があります。2017年にヒジノワで上映会を開いた、民俗学研究者でもある三上智恵監督の「標的の島 風かたか」では、沖縄島だけではなく、宮古島のミサイル基地建設や石垣島への陸上自衛隊ミサイル部隊配備の問題とともに、島の芸能や祭りも描かれていました。石垣島の民謡トゥバラーマ、旧盆の伝統芸能アンガマ、仮面をつけた神々が家々をまわる宮古島の伝統行事パーントゥ、そして宮古上布の織物…。まずは、お互いの土地の文化を知り、理解しあう、尊重しあう・・その先に平和を描いていけたら。そんな思いから、今回の企画となりました。自分たちの地域の文化を守ることが、自分たちの暮らしの平和をつくることに繋がる。相手の地域の文化を知ることが、相手の暮らしの平和を守ろうという想いに繋がる。お互いを理解し、お互い尊重しあう。そして、大切に守り、未来に繋ぎたいものは、何なのか。
わたしとあなたの平和の巡り。一緒に感じて、考えてみませんか?
「標的の島 風かたか」にも登場されていた、染織作家の石嶺香織さんをゲストに迎えて、作品のミニ展示会とお話し会、夕食交流会を開きます。
関連企画として、この秋にヒジノワで上映した「津軽のカマリ」の大西功一監督が、宮古島で口承で継がれてきた、宮古独自の「神歌」を追ったドキュメンタリー「スケッチ・オブ・ミャーク」の上映会も行います。お誘いあわせの上、ご参加ください。
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あなたが、守り、未来に繋ぎたいものは、なんですか?
・・・そんなことを、共有しあう時間にできたらと思います。
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イベント内容:タイムテーブル
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9時〜18時30分
宮古島・染織工房timpab展示会
ヒジノワスペースⅠにて、一部販売もあり。
宮古上布や、沖縄ならではの染織の手仕事をご覧いただけます。また、染めや織りの反物をお選びいただいての受注も承ります。
*映画やお話会の参加されない方でも、
お気軽にいらしてくださいね。
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9時40分〜16時40分
映画上映会「スケッチ・オブ・ミャーク」
ヒジノワスペースⅡにて。
・料金 1200円(当日1500円)中高生500円(当日800円)
・小学生以下無料
・各回定員25名、
09:40-11:20 上映①
12:20-14:00 上映②
15:00-16:40 上映③
映画公式サイト
http://sketchesofmyahk.com
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17:00-18:00
お話会「地域の文化と暮らしの平和」
*締め切りました(1月21日)
ゲスト:石嶺香織さん
ヒジノワスペースⅡにて。
・映画を見た方は無料。
・お話会のみの方は500円
・定員25名
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18:30-20:00
夕食交流会 *締め切りました(1月21日)
会費:お茶や珈琲などの飲み物込みで1500円
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申し込みは
・お名前 ・参加する内容
(例:上映会③+お話し会+夕食会) を、
以下のアドレスで担当・簑田までお申し込みください。
lee54it**gmail.com (**を@に代えて)
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◉石嶺香織さん 1980年生まれ。福岡県出身。染織工房timpab主宰。 大阪外国語大学中退。2008年 宮古上布を学ぶために宮古島に移住。陸上自衛隊配備に反対するママたちを中心とする「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」共同代表。元宮古島市会議員。 2016年に開業した「染織工房timpab-天の蛇-」では、苧麻(からむし)や綿、紙糸などさまざまな素材から糸をつくり、島の草木で染め、織っている。また手織りの布やアンティークの宮古上布を使った織衣や小物、刺繍作家や紅型作家、革職人などとのコラボ作品の制作を行う。また、沖縄県の工芸品振興事業への参加など、精力的に創作の幅を広げる。 8歳と5歳の男の子、3歳と1歳の女の子の母でもあり、島の歴史と自然の恵みを受け取り、手仕事の豊かさを通して「いのち」とともに次世代につなぐ日々をおくる。
石嶺香織さんの手仕事のご紹介_1
石嶺香織さんの手仕事のご紹介_2
上映映画のご紹介_ 1
上映映画のご紹介_ 2
https://www.facebook.com/events/2144830395642071/permalink/2199608280164282/
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