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〜自分らしく生きていくためにージェンダーからのアプローチー〜



こどもの未来にYES!をつくろうネットワークでは、秋のツドイのテーマを〈ジェンダー〉として開催致します。

今回講師としてお呼びした中村果南子さんは、現在、国際環境NGOグリーンピースジャパンに勤務されながら、今回のワークショップの様な"自分らしく生き、自由に想いを口にすることができる社会を目指す"活動を、性からの視点でアプローチされていらっしゃいます。

お一人のご参加から、パートナーの方と、またお子様と、学生さんのご参加、色々な立場の方にご参加頂けましたら幸いです。

皆様と学び合えます時間を楽しみにしております。



日時|10月20日(日)15:00-17:00 場所|宇都宮大学 UUプラザ https://www.utsunomiya-u.ac.jp/oldcontent/map/access.php 参加費|1000円(学生500円) 募集人数|20名 内容|座学とワークショップ(以下詳細)

参加申し込み ①お名前 ②ご連絡先アドレス ③mirayesnet☆@gmail.com (☆を@に変えてご連絡ください)

内容 「お互いを大切にし大切にされる」という価値観や規範を共有し、コミュニティのメンバー自身が創り上げる後押しをワークショップを通して行います。 ・ジェンダーは私たちにどんな影響を及ぼしているのか? ・性暴力とは?性的同意とは?についての講義 ・同意のない性行為に至ってしまった2人のロールプレイ ・同意のあるシナリオを考えて再度ロールプレイ ・性暴力を許さないコミュニティを作るための考え方「第三者介入」

講師 中村果南子さん

2017年宇都宮大学国際学部卒。一般社団法人ちゃぶ台返し女子アクションにて性暴力を防ぐために、主ワークショップを開催したり、大学生と一緒に各大学に性的同意を広める仕組みを作るためのキャンペーンを行なっている。

ちゃぶ台返し女子アクション(chabujo)

2015年発足。女性をはじめとするあらゆる性の人が、自分らしく生き、自由に想いを口にすることができる社会を目指す。性的同意を広めて性暴力をなくす活動や性別役割分業を考え直す活動など、当事者同士がつながり声をあげることで社会的・政策的変化を起こす草の根運動を展開。 https://chabujo.com



更新日:2019年10月23日


アーサー・ビナード 『知らなかった、ぼくらの戦争』 × こどもの未来にイエス!を作ろうネットワーク 『うけつぐマナビ、聞き書きの会』 ~平和へのイメージ 戦場への想起~


レポート|発起人 松永れみ、田野辺隆男


6/16 日曜日 午前より 益子町にあるコミュニティスペース『ヒジノワ』にて

アーサー・ビナードさんをお呼びしての開催となりました。

カフェスペースにてアーサーさん演じる紙芝居 『ちっちゃい こえ』をみんなで観賞する場面からスタートしました。


参加者の中には「小さい頃10円で駄菓子を買い、紙芝居をみていた」方たちもいらっしゃいました。

丸木俊さん位里さんの「原爆の図」から切り取られた画と、アーサーさんの語りは、周りの音を消し、空間ごと吸い込まれるような錯覚に陥りました。



紙芝居の後は場所を移動し、「うけつぐマナビ、聞き書きの会」より、3名の書き起こしを発表していただきました。

公園で出会った戦争体験者2名のお話、自分のおばあちゃんの戦争体験のお話、沖縄県伊江島「ぬちどぅたからの家」の謝花さんのお話。



3名の方が聞き書きしてくれた戦争体験者の女性はいずれもまだ子供だった頃に戦争を体験し、光景も臭いも鮮明に記憶されていました。

そのお話しを元に、アーサーさんの視点を加え、参加者の方の情報を聞き、更に戦争や軍隊、空襲のお話しを深めていきました。

戦争の悲惨さ、虚しさ、そして、それらの出来事が全て仕組まれたことだったこと。

アーサーさんのたくさんの学びの中から私たちに伝えたかったことは、「戦争なんて馬鹿げている」 これにつきるんだろうな、ということでした。




おはなし会のあとも、アーサーさんと会話を交えながら、それぞれの時間を過ごし、、たかったのですが、1時間も終了時間をおしてしまい、バタバタで帰られました~。

22名の参加者さんからも、来て良かった、との声をいただき、素敵な学びを得たツドイだったんだな、と感じました。

戦争の視点や観点を変えながら、後世に語り継いでいきたいと思います。

ありがとうございました。


発起人 松永れみ


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初夏のつどいのアーサーさんのお話が本当に素晴らしかったので、参加者の一人としての感想の投稿です。

松永れみさんが、先日のリポートで、紙芝居「ちっちゃいこえ」について書いていました。

「アーサーさんの語りは、周りの音を消し、空間ごと吸い込まれるような錯覚に陥りました」と。その通りなんです。私も同じ思いでした。

「原爆の悲惨さについて、丸木俊さん位里さんの原爆の図を絵にして、アーサーさんがコメントをつけた」だけの知識しかなくて紙芝居を見ました。

衝撃でした。事前の予想と違うんです。原爆の悲惨さを十分に伝えるとともに、もっと深い、命とは何か、命を見つめるとはどういうことなのか、真実を見つめるとはどういうことなのか、様々なことをアーサーが考えさせてくれました。


アーサーは語ります。

「赤ん坊の細胞は声を出している。ずんずん るんるん」

「放射能に侵された細胞はジリジリと音を出している。ジリジリと死んでいっている。」

すごい言葉ですね。単なる言葉ではなくて、言葉の内実がこもっているから胸に響きます。

私も自分の子供、そして孫を抱いてきました。その細胞の力を感じていたつもりです。でもその細胞がちっちゃなこえをだしていること、ずんずんというこえを出しているなんて、なんとすごいことでしょうか。声は他のいきものにも届くんです。私たちが耳を傾けていないだけなんです。それをアーサーが教えてくれました。命が命であることをこんなにもすごく表現するなんて、まさに詩人です。細胞がジリジリと死んでいく怖さは身の毛がよだつものでした。

そして、紙芝居の凄さは、ちっちゃい声をアーサー自身が本当に聴いていることが、その語りからわかることです。だからみんな周りの音が聞こえなくなって、一緒に耳を傾ける。

それは本当に至福の時間でした。私も詩人になりたい。本当の言葉を見つけたい。本当の言葉で人とつながりあって本当の幸せを見つけたいと感じさせてくれる時間でした。

紙芝居だけではなく、アーサーとの語り合いは多くの学びがありました。ありすぎて、今は語りつくせません。これから集中的にアーサーの本を読みたいと思っています。

告白しますが、私はアーサーに惚れてしまいました。恋をしてしまいました。五十路の最後の年の恋です。皆様も是非アーサーの本を読みましょう。

発起人 田野辺隆男

更新日:2019年10月23日

アーサー・ビナード 『知らなかった、ぼくらの戦争』       + こどもの未来にイエス❗を作ろうネットワーク 『うけとるマナビ、聞き書きの会』





日時| 6月16日(日) 9時30分~11時30分

場所|ヒジノワcafe&space

参加費|2,000円

定員|20名

参加申込|mirayes.net*gmail.com (*を@に変えて) 事務局こやま宛

締切|6月9日(日)


【 内容 】 アーサー・ビナードさんの著書「知らなかった、ぼくらの戦争」を踏まえ、著者を通して聴く戦争体験者のお話しと、「うけとるマナビ、聞き書きの会」メンバーそれぞれの書き起こしの共有をしながら、意見交換をします。アーサー・ビナードさんを囲み参加者全員でこれからのことを語り合います。




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