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「わからないから始めてみる」

はじめまして。栃木県足利市在住のグラフィックデザイナー/イラストレーターの惣田紗希と申します。普段は本の装丁や音楽関係のデザイン、イラストレーションの仕事をしています。 「こどもの未来」って、なんでしょうか。私にはこどもがいません。いつか産まれるかもしれないし、産まれないかもしれないし、どうなるかまだ想像できていません。でも、友人のこどもが産まれるたびに感動してしまうし、希望の塊だなと思います。また、誰もがこどもだった時があって、それなりに受け入れてきたことが、大人になってからなんだかおかしいなと気付くこともあります。逆に、大人になってから当たり前としていたことが、過去の大人たちがすごく頑張ってくれた結果だった、ということもあります。 なんだかおかしい、よく分からないけどこれでいいのかなと思ったことを、今の自分には関係ないこととしてやり過ごせても、それをそのままにしてしまったら、冒頭の「こどもの未来」というものに関わってくるのかもしれません。どうにか出来たかもしれなかったことが、どうにも出来なくなってしまったら、と後悔したくなくて、考えてみる。今にも未来にも、なるべく自由にどこにでもいける道筋がたくさん拓けていたらいいなと思います。 政治や社会、環境のことをいきなり考えるのは難しいかもしれません。そもそもなんでこうなってるの?ということが多すぎて、その原因を知るためにいろいろ調べても、どこを基準にすればいいのかわからなくて、考えることを諦めてしまうなんてこともあるかもしれません。仕事や家庭にまつわるものごとや自分のことで精一杯でそんなことまで考えられないというのもわかります。でも例えばその仕事の、理不尽な働き方について、貧困について、食べ物について、住む場所の環境について、女性ならではのあれこれについて、そんな日常のなかにあるつまづきから考えてみるのでいいのだと思います。そこから考えてみて、辿ってみたら、政治で取り決められている何かに行き着くかもしれません。そこには、選択することで前進できる可能性があります。 わからないところから始めてみる、のでもいいのではないでしょうか。自分とは違う意見が隣り合うことを怖がらなくていいと思います。ひとつではない答えを、なるべく多くの人と一緒に考えていきたいです。

発起人 惣田紗希

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